熱海温泉のおみやげに買った「熱海プリン」。
昭和の雰囲気が漂うレトロな熱海の裏路地を散歩していると
長い列の先に、ちっちゃい牛乳瓶のような可愛いプリンがならぶ店があった。
いろんな味のプリンがならぶショーケースには
人懐っこさをおもわせる「かばさん」デザインの蓋!蓋!蓋!
そして蓋の嵐。
一瞬で「かばさん」に心を奪われてしまった。
「買いでしょ」と、
心でつぶやいた瞬間、長い列の最後尾へ。
なにが、どうおいしいのか
おすすめのプリンがなんだかもわからず・・・・・・
「かばさん」の可愛さだけで列に並んだ私にとって
未知の世界に足を踏み入れた感覚は
店に一歩、また一歩と近づくたびに期待もグングン天にのぼる!
待ちわびること数十分、とうとう私の番がきた。
定番のたまごプリンを5個とチョコレートプリン3個、抹茶プリン2個を購入。
「やった!」と、
小さくガッツポーズと笑みをうかべながら店をあとにして
車に積んだクーラーボックスの特等席にプリンを置いて家路へ。
家について落ち着いたころ
「プリン、プリン」と軽快なプリンメロディを歌いながら
たまごプリンの蓋をあけた瞬間、ほんのり甘い香りで心がメロメロに。
たまごと牛乳のコクと濃厚な味に、口当たりがいいなめらかさ、
ほろ苦いカラメルは甘いプリンを大人味にしてくれて
テンポよく最後までおいしくいただきました。
プリンのおいしさに堪能しつつも
「なんで、かばさん?」と心を奪われたデザインに疑問を感じ、
「熱海プリン」の公式サイトをチェック!
公式サイトには「かばさん」の謎を解きあかす説明として
「塩の多い熱海にちなんで塩の大好きなかばさんをモチーフにした
熱海プリンが生まれました」と。
そうなんだぁ!
かばさんは塩が大好きなんだぁ。と
旅の余韻を感じるプリンとともに、「かばさん」の新たな発見もできました。